実験!!歯間部清掃の効果

2024.7.13

皆さん、おはようございます!

先日、歯間部(歯と歯の間)の清掃の必要性をお伝えした時に、実際に見て頂いた方が分かりやすいかも、、と思い、自分で実験致しました。

[実施したこと]

①まずは2日間、歯磨きのみで歯間部の清掃をせずにプラーク(歯垢)を溜めます

②染め出しをしてプラークの付着部位をチェックしました

③a歯磨きのみ→b歯磨き+フロス→c歯磨き+フロス+歯間ブラシという順番で歯間部の清掃をしました

目で見てもわかりますよね。

aの歯磨きのみは、明らかに歯垢が歯間部にたくさん残っています。これでも、歯科衛生士歴18年で歯磨きがどちらかといったら上手な方ですし笑、

歯ブラシもピセラBー20という先端部分がワンポイントブラシのようになっていて、歯間部まで届きやすいタイプのものを使っているので、私自身も結果を見て「こんなに残るんだ!!」と思った程です。

bの歯磨き+フロスでは、前歯はきれいになっていますが奥歯の丸みを帯びたカーブのところにまだまだプラークが残っているのが分かります。フロスも細い繊維たちがぎゅっと集合したプラーク除去効果の高いフロアフロスを使用して、沿わせてこするを意識しましたが、決してきれいにはなりませんでした💦

cは歯磨き+フロス+歯間ブラシのフルコースなので、さすがにきれいです!!私は歯間ブラシはSサイズがピッタリなのでそれと歯間ブラシ専用のジェルで清掃しました。本当にスッキリ✨ただ、上の一番奥の間が歯の角度的な問題で頑張ってもプラークが残ることがわかりました。確かに、いつもザラザラしてるな、と感じていましたので、リスクの高い部位だと自分でも再確認できました。

結果としては、プラークの付着部位率(PCRといいます。20%以下でむし歯や歯周病のリスクが下がります)は、

a=54% b=18 c=7% まで減少させることができました!✨

今回の実験でなによりつらかったのが、「お口のにおい」です。毎日フロスや歯間ブラシをしていた私が2日間も清掃しなかったために、常にお口の中はこれでもかというぐらい食べ物の腐敗臭がしていました😖

フロスを通したときに、臭いの原因はこれか!!とわかるぐらいの、プラークや食べかすが出てきました。。。やはり歯間部の汚れが口臭につながることもまちがいないことを身をもって体験致しましたのでご報告させていただきます。いや~、本当に強烈なにおいでした(´・_・`)今でも忘れられません笑

ということで、歯間部の清掃がいかに必要かわかっていただけたと思います。

大切なのは、汚れを落とすことではなく、汚れを落とすことで病気(むし歯や歯周病)を予防できる!ということです。

どんな道具を使用したらいいか迷ったときには、お気軽にお声掛けください♡

今日はお天気が良さそうです!!一日頑張りましょう🤗

 
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