【東川口の歯医者】朝ごはん抜きはむし歯になりやすい？むし歯リスクを高める生活習慣について
こんにちは。
戸塚安行や東川口から車やバスで通える歯医者【ふくえファミリー歯科 戸塚】です。
お子さまは、毎朝ご飯をしっかり食べていますか？
小学校の高学年になると、夜寝るのが遅くなり、朝ゆっくりとご飯を食べる時間がないというお子さまが増える傾向にあります。
朝ごはんを食べないと、脳のエネルギーが不足して集中力や記憶力の低下などにつながることはよく知られていますが、じつは、むし歯とも関係があるのです。
ここでは、学齢期のお子さまに多い「むし歯リスクを高める生活習慣」についてお話しします。
朝ごはんを食べないお子さまにむし歯が多い
むし歯が多い児童と生活習慣の関連を分析した富山大学の研究によると、朝ごはんを食べないお子さまにむし歯が多いことがわかりました。
参考：富山大学プレスリリース「1万人調査による児童の「むし歯」の関連要因」より >
睡眠中は唾液の分泌量が低下するため、お口の中の細菌が増殖します。
私たちは、飲みものだけでなく食事からも水分を得ています。
そのため、朝ごはんを食べないと、お口の中の水分が不足した状態が続き、細菌にとって活動しやすい環境が続くことになるのです。
また、朝ごはんを食べると、咀嚼（そしゃく）によって唾液の分泌が促されます。
唾液には、お口の中の細菌や汚れを洗い流す働きがあり、唾液の量が多ければ多いほど、むし歯リスクは低下します。
睡眠不足やネット依存にも気を付けましょう
朝ごはん以外にも、気を付けていただきたい生活習慣があります。
むし歯が多いお子さまには、
・寝る時間が遅い
・ご家庭でのメディア利用のルールがない
・ネット依存の傾向にある
・歯磨きの回数が少ない
という特徴がありました。
睡眠時間が不足すると、免疫機能が低下して、むし歯などの細菌に対する抵抗力が弱まるとされています。
また、唾液の分泌量も低下する傾向にあり、お口の中が不衛生な状態となるのです。
ゲームやSNSなどで、長時間インターネットを使用するお子さまにもむし歯が多いことがわかっています。
インターネットの利用によって、無意識のうちにストレスをためたり、生活リズムが乱れたりすることがあります。
その結果、免疫機能が低下し、むし歯になりやすい環境を作ってしまうのです。
お子さまのむし歯予防は【ふくえファミリー歯科 戸塚】にご相談ください
むし歯を持つお子さまの数は、減少傾向にあるものの、令和4年の歯科疾患実態調査によると、10〜14歳の31.7％にむし歯があります。
参考：厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」p10 表8より >
毎日の歯磨きを徹底することに加えて、むし歯リスクを高めている生活習慣を見直すことも必要です。
【ふくえファミリー歯科 戸塚】では、お子さまの成長に合わせたむし歯予防をご提案しています。
生活習慣に対するアドバイスも行っていますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
